Mさま
有料老人ホームにお住まいです。
いつも着物を着ています。
夏は浴衣になります。
粋な着こなしです。
それもそのはず
若い頃は三味線を弾くのが趣味でした。
「男の子ばっかり5人も育てたから
毎日大変だったわよ」
100歳に共通するのは笑顔。
Mさまもいつも笑顔が絶えません。
私の顔を見ると 「あ、今日は歌があるんだね」と言って、
自分で車いすを動かして食堂まで移動します。
ちょっと前の歌謡曲も随分知っていて、いつもよく歌っています。
好奇心旺盛で、楽器を鳴らすのも大好きです。
耳が少し遠いのですが、伴奏している私とのアイコンタクトで、歌が他の人とずれることはありません。
月に2回のスマイルミュージックでお会いするのが楽しみです♡
ご本人とご家族の了解を得て、写真を掲載させていただきました。
Hさん、間もなく101歳になります!!
特養にお住まいです。
めでたく100歳を迎えると
満足してしまうのか
お亡くなりになる方が多いのですが、
Hさんはこの調子でいけば
102歳、103歳も夢じゃないかも!
ご様子を見ていると
自然体で、いつもニコニコ(#^^#)
余計なことを考えずに
毎日を暮らしていらっしゃいます。
手引きがあれば歩行もできます。
お手洗いなどには自分の足で行くことができます。
胸元のくまさん、
娘さんがプレゼントしたそうですが
何となく似てますね。
スマイルミュージックの時間は
いつも大きな声で歌います。
他の皆さんを先導してくださいます。
100歳でこれほどの声量がある方を私はまだ知りません。
素晴らしいです☆
不平や不満、悪口を言いません。
そんなHさんのことを、職員も私も大好きです♡
私も大きな声でニコニコ歌う
Hさんのようなおばあさんになりたいです☆
ご本人とご家族の了解を得て、写真を掲載させていただきました。
7月に100歳のお誕生日を迎えられたKさんです。
特別養護老人ホームにお住いです。
Kさんは1年くらい前から急に元気になりました。
きっと「100歳まで頑張るぞ!」という思いがあったからだと思います。
スマイルミュージックの時も、大きな声で歌います♪
耳も目もまだまだ大丈夫。
太鼓をお願いすると、張り切って「ドン!」と叩きます。
そして「わっはっは」と笑います。
私たち人間が生きていくには、目標や生きがいのようなものが必要なのですね。
Kさん、どうぞこれからも大きな声で歌ってくださいね。
そして「わっはっは」と笑ってくださいね。
ご本人様とご家族様の了承を得て写真を掲載させていただいています。
100歳のSさんです。
有料老人ホームにお住まいです。
Sさんのお顔をご覧ください。
笑顔がとてもステキですね。
10時半からのスマイルミュージックの日はリハビリと重なっています。
音楽の時間に間に合うように朝一番で病院までご自分の足で向かいます。
「いつまでも歩いていられるようにリハビリはとても大事なんです」
としっかり目的と手段をお話ししてくれました。
前向きです!!
立ち上がって写真を撮ってくださったのですが、背筋がピンとしているでしょ?
ダンディでとても100歳には見えません。
ミュージックベルを使って行う脳のリハビリ的合奏、きちんと正確に鳴らすことができます。
好きな季節は「冬」。「もう少し若ければ秋と答えるんだけどね」とにっこり(^^)
いつも質問に対し、的確に答えてくださいます。
「あと10年頑張りましょう」と言うと
「10年はどうかな~でもオリンピックは見たいと思います」とキッパリ!!
Sさん
私はいつもSさんの笑顔を見ると嬉しくなります。
丁寧で穏やかな口調でお話しされるのをお聞きするのがとても楽しみです。
これからもずっとそのままで、お元気でお過ごしくださいね。
ご本人様とご家族様の了解を得て写真を掲載させていただきました
今回は、10月に100歳になったAさんです。
有料老人ホームにお住まいです。
Aさんは、杖も使わず、身の回りのことは全部自分でできます☆
いつもスカートをはいています。とってもおしゃれ☆
一緒に写真を撮ってください、とお願いしたら、
「いいですよ、外で撮りましょうかね」と言って、スタスタ、テラスへ。。
「ここに、大きなカマキリがいたんだけどね~」
そしてとてもいい笑顔で写ってくださいました。
昨年撮った写真と比べると
白髪の中に黒い髪が!
皺も減ったような!
残念ながら写真は公開できませんが、とてもいい笑顔で撮れました。
戦時中、北海道に住んでいたが、なかなか食糧が届かなかった。
そこで、慣れないながらも畑を耕し、芋などをつくったそうです。
「今の人は食べ過ぎだと思います」
とひとこと
来年は黒髪になってたりして(^^)
今回の100歳の方はつい最近100歳になったばかりのKさん。
特別養護老人ホームにお住まいです。
写真をご覧ください。
とても100歳には見えません。
こんなステキな笑顔とピースでポーズをとってくださいました。
Kさんはとてもしっかりしていて、自分の生活のペースがあるので
音楽療法には毎回参加はされませんが、
参加される時は私に敬意を払ってくれます。
「とてもよかった」
「楽しい時間をありがとう」・・
と言葉を掛けてくださいます。
「100歳おめでとうございます」
と言葉を掛けると
「もう、やだよ~」
「はやく迎えに来てっていつもお願いしてるんだけどね~」
といたずらそうな笑顔で話しました。
やさしい息子さんが週に3回も面会に来るのだそうです。
お顔もつやつや、目には輝きがあります。
この笑顔が長生きの秘訣にちがいない!
まだまだ、お迎えは来ませんね(^^)
ご本人とご家族に了解をいただいて写真を掲載しています。
万歳!100歳!
久しぶりに100歳の方にお会いできました。
大正2年生まれです。
Oさん、特別養護老人ホームにお住まいです。
私が行くと、いつも机にメモ用紙を広げて、細かい文字や数字を見たり、書きいれたりしています。
以前、建築設備関係の会社の社長だったそうです。
90歳を過ぎてもトラックを運転していたとか・・
今日の音楽療法では『船頭小唄』を大きな声で歌いました。
『船頭小唄』できたのは大正12年ですから、もう10歳になっていたのですね。
お生まれは奈良県。
「満州事変、支那事変、第二次世界大戦といろいろな時代を生きてきました」
「兵隊は行ったよ、中国大陸だ」
言葉に重みがあります。
お顔は神々しく手を合わせたくなるような雰囲気の方です。
まだまだお元気で、私と写真を撮るとなったら、「これでいいかな」と姿勢を正しました。
ハワイアンを歌い、レイを掛けたのでそのままでパチリ!
ますますお元気で、そして気に入った曲があったら歌ってくださいね。
次にお会いするのが楽しみです☆
本人とご家族に了解をいただき、掲載しています。
100歳6人目は特別養護老人ホームにお住まいのSさんです。
Sさんとは最近お会いしたばかりですが、100歳とは思えないほどしっかりしています。
耳も目ももちろんのこと、「どこも悪いところないんです」とおっしゃっていました。
関東大震災のことをよく覚えていて話しをしてくれました。
「私は上野の近くに住んでいたのよ」
「おじいさんが、総檜造りの家を建てたばかりで震災にあったの」
「地震ではびくともしなかったんだけど、火事で燃えちゃってね」
淡々と話されますが、たいへんなご苦労をされたのではないでしょうか。
ご主人も立派な方で、北千住駅長をされていて、日比谷線の乗り入れに尽力された方なのだそうです。
お話しは次から次へとよどみなく出てきます。
お顔はニコニコしていて、やさしさに溢れています。
上の写真を撮る時には、お昼御飯のため、エプロンを付けていましたが、
「写真撮るならこれはやめましょう」とエプロンをはずされました。
胸の白いサポーターは
「私は年寄りで姿勢が悪いから、これやってると背筋がまっすぐになるの」ということで付けているのだそうです。
いくつになっても、自分のたたずまいを正すことを忘れていません。
またまたステキな方と出会うことができました!
100歳5人目はAさんです。
Aさんは特別養護老人ホームにお住まいになっています。
音楽療法で伺うと、「また逢いましたね、しっかりやりなさい」と渇を入れてくださいます。教師をされていたのではないかな、と思うほどです。いつも凛としています。
言葉やしぐさがその方の人生を映し出します。私は自分自身を振り返り襟を正します。
最近はベッドで寝ていることが多く、音楽の時間に出てくることはあまりありません。
また、「これからもがんばりなさい」と渇を入れてくださいね!
100歳4人目はU様。今年の元旦に100歳の誕生日を迎えられました。
お隣は92歳の奥様です。
お二人は有料老人ホームにお住まいです。
お二人とも音楽が大好きで、いつも音楽療法の時間を楽しみにしてくださっています。
U様は奥様のことが大好き。お隣に奥様の姿が見えないと「妻はどこにいるの?」と心配されます。奥様への感謝の気持ちも素直に表され、時々手を握ったりして、とても仲のよいご夫婦です。
歌唱活動で、参加者の皆さんにお話しを伺うのですが、U様は子どもの頃のことや若い頃に苦労したことなど、穏やかな口調でしっかりと話されます。
ベルや太鼓をお願いするときも「できない」なんて言葉は全く出てきません。
楽器活動は集中力や自己表現を目的としていますので、自由に表現する形とは違うのですが、そのような課題にもしっかり取り組み、やる気を見せます。
礼儀正しく、いつも丁寧に挨拶をしてくださり、音楽を提供する私たちに惜しみない拍手をしてくださいます。
最後には「ありがとう」と感謝を言葉に表してくださいます。
写真をご覧ください。お二人とも素敵な笑顔でしょ?
このコーナーで100歳の方を4人ご紹介しました。
4人の方々の共通点は「笑顔」「感謝」「好奇心」。
私もこの3つをいつも心がけ生きていこうと思っています。
みなさんも、どうぞ参考になさってくださいね!
ご本人様とご家族様に了解を得て写真を掲載させていただきます。
100歳、3人目は有料老人ホームにお住まいのI様です。
ハンチング帽とサングラスがよくお似合いです。
お隣の奥様とは8歳違い。
いつも穏やかにお話しされます。
私の顔を見ると「ああ、今日は歌だね」と覚えていてくださいます。
ツリーチャイムの音を聞いて「きれいな音だねえ」と素直な感想をおっしゃいます。
美しい音色に「きれいな音だ」と言葉に表す感性をお持ちなことが、私はとても素晴らしいと思っています。
この日も、奥様とのなれそめや、結婚式の話、披露宴の料亭のこと、ニコニコ笑顔でお話ししてくださいました。
私はIさんが怒ったり文句を言ったりするところを見たことがありません。
長生きの秘訣は感性の深さと穏やかで明るい性格かな、と想像しています。
Iさん、これからもたくさんお話しが聞きたいです~
そして感性あふれる言葉を待ってますよ~
ご本人様とご家族様に了解を得て写真を掲載させていただきます。
ありがとうございます。
万歳!100歳!のコーナー、お二人目はグループホームにお暮らしのMさん。
時々、体調によっては車椅子でいらっしゃる時もありますが、基本自力歩行できる方です。
今日も音楽療法のあと、自分で歩いて帰ろうとして、職員があわてて車椅子を持ってきたほど。
何かあったら大変ですからね~でも、やっぱり自分で歩いてほしいな、と思うのは私の勝手な思いですが・・
Mさんは浅草の近くの深川というところで床屋さんを開業していました。
自分の職業に誇りを持っていて、いつも当時の話をしてくださいます。
そして、今でも男性へのトキメキを忘れていません。
オシャレにも敏感です。
グループホームの他の入居者もMさんのことが大好きなので、何かと面倒を見てあげています。
70代の方がたにとってはお母さん、80代、90代の方々にとってはお姉さん、そんな存在です。
最近の口癖は「私は100歳だからね!」
いえいえ、もっともっと長生きしてくださいね~
ご本人とご家族に了解をいただき、写真も掲載させていただきます。
とてもステキな笑顔でしょ?
私の音楽療法の現場には今年から来年にかけ、100歳を迎えられる方が数人いらっしゃいます。
今回ご紹介するのはIさん。11月に100歳になられました。
写真では分かりにくいんですが、笑顔がとてもチャーミングな方なんです。
というか、いつも笑顔なのです。
暗い表情だったり、文句を言ったりするところを見たことがありません。
職員からもデイサービスの他の利用者様からも大人気!
とても大切に温かく介護されています。
介護?
いえいえ、Iさんは何でも自分でできます。
歩くのも杖1本だけ。
椅子から立ち上がる時も自分の力だけで立ち上がることができます。
99歳まで介護サービスを受けていませんでした。
ご家族の方々にも頭が下がります。
音楽療法の時には笑顔は一段とパワーアップ。
摸造紙の歌詞を見ながら、どんな歌でも歌います。
楽器活動も積極的です。
先日は100歳のお祝いプログラムとして
「この道」を皆さんで歌唱し、
「マイ・ウェイ」をピアノとヴァイオリンでプレゼントしました。
音楽療法が終わって写真をパチリ!
ご本人とご家族に了解をいただき、掲載させていただいています。
長生きの秘訣は?とお聞きすると
『「自分と自然」「自分と物」「自分と人」この3つにいつも感謝すること』
と答えてくださいました。
うーん・・哲学的☆☆☆素晴らしい!
私も、いつもニコニコ、感謝の心を忘れない、誰からも好かれるこんなおばあちゃんになりたい!