3月14日はホワイトデーです。
2月14日のバレンタインデーのお返しにマシュマロやキャンディーなどを贈るの日ということで、
いつの間にかできました(笑)
そもそもなぜホワイトなのかご存知ですか?
Wikipediaによりますと
ホワイトはシュガーとかスイートという意味があるそうで、純愛や砂糖をイメージさせるのだそうです。
お年寄りの方もホワイトデーのことは知っている方が多いのではないでしょうか。
桜の季節がやってきました。
今回は桜ミニ知識プログラムを作ってみました。
歌唱活動
「春高楼の 花の宴」花とは桜の事です。
桜の種類を尋ねてみましょう。白板に大きく書いていきます。
「八重桜」「しだれ桜」「染井吉野」「河津桜」などいろいろと答えてくれるといいですね。
中には桜にとても詳しい方がいたり、ふざけて「夜桜」と言う方がいて笑いがこぼれました。
「河津桜」は伊豆半島の河津町に咲くのが有名です。
ピンク色が濃く、早咲きの桜です。カラーで印刷したものをお見せするといいですね。
この歌の主人公はギターの流しの人なのでしょうか?温泉場から温泉場への渡り鳥。
「懐かしい」「映画見たなあ」などといろいろな思いが起こります。
続いて「大島桜」です。伊豆諸島に多く自生しています。美味しい桜餅の葉はこの「大島桜」の葉を塩漬けしたものだそうです。
とはいえ、大島は椿が有名ですね。東京オリンピックが行われたこの年、都はるみが歌って大ヒットとなりました。
歌唱と楽器活動
桜の開花を宣言するための基準木というのがあるそうです。それは「染井吉野」という品種です。
江戸末期、駒込の辺りに吉井村というところがあって、そこに多く住んでいた植木職人が交配をして「染井吉野」が生まれました。
この曲は幕末、筝の手習い曲として作られました。お琴を習ったことがある方にお聞きしたところ、まずこの曲を弾けるように練習するのだそうです。
大正琴で弾いたことがある、と言う方も多くいらっしゃいました。
ベルやトーンチャイムで即興演奏をしましょう。
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墨田区の愛唱歌となっているこの曲は合唱曲として歌われた方も多いことでしょう。
2部合唱にして歌うのも楽しいですね。
歌詞を剥がし、参加者を2組に分け、鈴と鳴る子を配って交互に鳴らす活動をしましょう。
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3月11日、東日本大震災の被害にあった方々への祈りを捧げたいと思います。
今回はそんなプログラムを作ってみました。
まずは岩手県出身の歌手千昌夫の歌から。
高齢者の方が大好きな歌のひとつです。季節もぴったりですね。
故郷に帰りたくなってしまう、そんな曲ですね。
時間があれば、参加者のみなさんの故郷を一人ひとりお聞きするといいですよ。
参加者との距離が縮まり、参加者同士の交流も生まれます。
昭和36年
北上川は岩手県を縦断しています。
「きたかみ」と読むのが正しいそうです。
歌には、歌詞から受けるイメージを膨らませ、自分がそのイメージの中の主人公になったような疑似体験ができる、という効果があります。
この歌を歌うと、若い頃に戻り、初恋のトキメキを呼び戻すことができるのではないでしょうか。
昭和2年に二村定一が歌い大ヒット、その後、フランク永井がカバーして、こちらも大ヒットとなりました。
私の現場ではフランク永井の方が知名度が高いですが、皆さんの現場ではどうでしょうか。
フランク永井は宮城県出身です。
彼の声は甘く、表現力抜群で素晴らしい歌手です。
コミカルな音源をどうぞ。昭和39年のリサイタルの実況録音だそうです。
今回のテーマは「旅立ち」です。
歌唱活動
懐かしく歌われる方がたくさんいらっしゃいます。涙される方も。
一人ひとりの胸に湧きおこった想いを聞きだしてください。
男性も大きな声で歌います。
どちらかというと、女性の方がご存じかも。
歌詞がなんとも女学生っぽくてステキです。
たくさんの方に親しまれています。
先日この歌を歌唱したら、80代の男性が「もう一度歌おうよ」と発言して、もう一度みんなで歌いました。
舟木和夫がこの歌でレコード大賞新人賞をとりました。
当時、学生服を着て歌う姿は純情そのものだったようです。
西郷輝彦、橋幸夫とともに御三家と呼ばれ、いまでは信じられませんが、アイドルの先駆けだったのです!
いまではほとんど見なくなったフォークダンスは憧れの異性とと手をつなげるチャンスがありました。ドキドキしたものです・・・
挑戦曲ですが、コマーシャルの影響で知っている方はたくさんいらっしゃいます。
職員に協力をお願いし、歌詞指しの人も大きな声で歌いましょう。
つられて、多くの方が歌うことができます。
ポップスは歌ったことがない方も、歌えたことにとても満足感を覚えます。
楽器活動
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鑑賞曲
聞いたことがある、という方は多いでしょう。
演奏をしたら、歌詞を貼りましょう。
とても素晴らしい歌詞です。みんなで音読をしたり、職員の方に歌っていただくのもいいでしょう。
先日、歌唱したら、70代後半の女性が、「初めて歌いました!歌えて嬉しいわ~」と感激して話しかけてきました。
聞いたことはあっても歌ったことがない歌も、こうして歌うことで満足感が得られます。
3月と言えば、どんなことが連想できるでしょうか?
いろいろありますが、私はあえて、大震災のことを取り上げようと思います。
認知の重い方にはあえてお話しする必要は無いかと思いますので、その辺は臨機応変に。
対象者によって話の内容を変えるのは当然です。
対象者に伝えたいメッセージは
「恐ろしい震災でたくさんの方が亡くなったり、被害を受けたりしたことをお見舞いすると同時に、被害に遭った方は希望を捨てずにこれからを生きてほしい」
ということだと私は考えます。
なので、今回のプログラムは「希望」がテーマです。
歌唱活動
敗戦の日本を励まそうと朝日新聞が公募した詩にヴァイオリニストの橋本が曲をつけました。
このエピソードはお話しするといいでしょう。
冬の歌です。歌う前に、冬の歌ですが4番の歌詞に「希望」が出てくることをお話ししてから歌いましょう。
「バスガール」とは「バスガイド」ではなく、乗合バスの「車掌」のことです。
私の当時の記憶では
服装はツーピース、揺れる車内にもかかわらずハイヒール、首(?腰だったかも)から黒いがま口型のかばんを下げている。
お客が乗ってくると、行き先を聞き、分厚いメモ帳のような切符の束を取り出し、ハサミでチョキンチョキンと穴をあけて、お金と引き換えに、ペラペラの紙の切符をくれました。
そのほかに、踏切では、いったん下りて、笛を鳴らして安全確認をして、バスを誘導しました。
子どもの頃の私の記憶です。子ども心に、車掌さんはカッコよく、憧れの存在でした。
ご存じない方は、ぜひ、対象者のみなさんに訊いてみてください。きっと笑顔で教えてくれるでしょう。
(参考)鑑賞と楽器活動
「祈り」というような想いを込めて、この選曲にしました。
モーツァルトの晩年の作品である。
マリア様を称えた歌詞である。
鑑賞の後、色楽譜によるベル(トーンチャイム)の和音奏
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