この楽器たちは毎月1回音楽療法に伺っている知的障がい者の作業所で購入されたものです。
楽器購入は昨年の予算作成の頃に提案しました。
それがついに今年度は採用され、しかも10万円までという大きな予算をいただきました。
管轄は社会福祉協議会です。
いろいろな楽器を提案しましたが、作業所としてこの楽器を選びました。
長い金属の棒のようなこの楽器はトーンチャイムといいます。
青いケースは1本1本注文したのでこのようなケースに入れられて届きました。
中身は同じです。
1本1本に音が割り振られていて、単音でも何本かで和音にしても使うことができます。
音色は柔らかでやさしく美しい響きです。↓の映像をご覧ください。
使い道や使い勝手を考え、普段使うオクターブを2セット、その前後の音を1セット、派生音を1セット注文しました。
少しあまった予算で、いつも音楽療法で使っているカラーベルも1オクターブ2セット入れさせてもらいました。
この施設は音楽療法の勉強中の時からインターンとして実習させていただいたところです。
今年6月でまる10年がたちました。
11年目のすばらしいご褒美をいただけた気がします。
7月7日に地元のイベントがあり、そこでトーンチャイムの発表をします。
晴れ舞台、きっとすばらしい演奏になることでしょう♪
知的障がいの方々は余暇活動をあまり楽しむ機会がありません。
でも、余暇、趣味はとても大事なこと。
施設はそこを強調し、1年がかりで説得してくれました。
あたたかくサポートしてくださる施設長ならびに職員の皆様、社協関係者の皆様、ありがとうございました!
私ももっともっとお役にたてるよう精進いたします。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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