肩たたきでグル―ヴ?

今日のセッションはかなり重い認知症の方々でした。
私はこのような方々とのセッションはだいたいキーボードの回りを皆で取り囲み、見渡しのいい状態で、お茶の間のような会話をしながら音楽を進めていきます。
そこではほとんど自主言語のない方も、時々「そうね~」とか「はい~」とか言ったりします。うまくいけば歌の断片も歌います。

そして、今日はたいへん珍しいことが起こりました。
サウンドシェイプを配り、《肩たたき》の「タントンタントン タントントン」のところを4分音符で叩く活動で、一人の男性が「タタタタタタタタ タタタタタン」と8分音符で叩いたのです。すると、他の人もそれを真似して叩きます。リズムの変化に気付く人が出てきたのです。
すると!次に同じ男性が「タタタタタタタタ タンタンタン」とリズムをさらに変化させました。
たった6人の方々でしたが、そのときにはもういろいろなリズムが混ざり合い、グル―ヴが♪♪
ただの《肩たたき》がすごいことになりました☆
音楽ってすごいなあ☆