今日の音楽療法、「栗」をテーマにプログラムを作りました。
そしてアロマセラピストのさあやさんがお手伝いに入ってくれました。
今日のアロマの香りはローズマリー。
実際には食べてはいませんが「栗」と聞いただけで美味しさがよみがえってきます。
なので、味覚、聴覚、嗅覚、視覚、さらに楽器を鳴らしたので触覚、と五感を刺激するセッションとなりました。
プログラムの最後に《影を慕いて》をヴァイオリンで弾くと、歌詞も貼っていないのにKさんが歌いだしました。
Kさんは認知が進んで、表情があまりありません。
ヴァイオリンが演奏を止めてもまだ歌い続けるKさん。
最後まで独唱すると、みんなが拍手をして称えました。
Kさんはにっこりして満足そうに礼をしました。
終わってから誰かが「なんだか去りがたい感じね~」と言いました。
音楽の余韻がそんな言葉になったのだろうと思いました♪
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