開戦の日に思う

今日は開戦の日

 

音楽療法で伺うと、真っ先に来て座って待っている93歳の男性がいた。

今日は早いですね、と声をかけると

「今日は私たちにとって忘れられない日だからね」と興奮気味に話しだす。

「真珠湾攻撃の日、わしは22歳だった」と遠い目・・

「19歳で徴兵検査、甲種合格でロシアとの国境の警備をしていた」と言う。

それからしばし、あふれ出る思いを一気に話した。

戦争が始まったことで、「お国のために命を捧げるから」と当時の恋人に別れを告げたのだそう。

でも、「国のために人生が狂った」というようなことは一度も言わなかった。

『潔い』という言葉がぴったりくる、この方の言葉の裏の様々な思いを私はどれだけ受け止められたのだろう・・

 

戦争なんて二度としたくない、子どもたちにも孫たちにももっと先の人たちにも。

だから、秘密なんて絶対いやだな!!

気持ちの悪い法律は何としてでも無効にしなくちゃいけなんじゃない?

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コメント: 2
  • #1

    まさよし (水曜日, 11 12月 2013)

    それは違います。
    秘密のない外交など皆無です。
    戦争を回避するための密約だってある。
    平和ボケもいいところです。

  • #2

    荒木 伸子 (月曜日, 06 1月 2014 18:48)

    私は秘密法に反対です。なぜ靖国神社なのでしょう?千鳥ヶ淵戦没者墓地に首相がいかれるならわかりますが、、、
    私は多くの高齢者と接していて思うのですが、80代90代の方は青春時代を戦争に翻弄され皆さん食べること、生きること、暮らすこと、今では考えられないほど苦労をされ、戦争はコリゴリと言われています。戦争のことを知らない方が多く、今の平和はとても大切なことです。憲法を変えようとすることに反対です。  バーバより