梅雨にはまだ少しありますが、花屋の店先でこんなステキな紫陽花を見つけました。
今回はこの「白い紫陽花」をテーマにプログラムを作ってみました。
ちなみにこの白は花の終わり頃に緑になるのだそうです!
最近の音楽療法にはこの紫陽花を持参し、まず実際に愛でていただいてから歌唱に入ります。
「きれいね~」「めずらしいなあ」「本物?」などの声や、実際に触ってみる方、香りをかいでみる方、鉢ごと抱きつく方、涙ぐむ方、拝む方・・・などなど、いろいろな反応がありました。
歌唱活動
- 白い花の咲く頃 寺尾智沙作詞 田村しげる作曲 岡本敦郎歌 昭和25年
皆さんの大好きな歌です。歌詞に泣かされます。「白い花ってどんな花のことなんでしょうね」と皆さんに問いかけてみましょう。
- くちなしの花 水木かおる作詞 遠藤実作曲 渡哲也歌 昭和48年
男性もお好きな歌ですね。くちなしの花は白くていい香りがします。実は黄色くてお料理の着色に使われます。昔は家で作るお正月の栗きんとんの着色に使ったと懐かしそうに話された方がいました。
- みかんの花咲く丘 加藤省吾作詞 海沼実作曲 昭和21年
みかんの花も白いですね。母の日にも歌いたい1曲です。
歌唱・楽器活動
- 雨に咲く花 高橋鞠太郎作詞 池田不二男作曲
関種子・井上ひろし歌 昭和10年・35年
関種子が昭和10年にヒットさせましたが、その後昭和35年に井上ひろしがカバー。関種子を上回る大ヒットとなったそうです。井上ひろしのほうは完全なムード歌謡ですが、どちらもタンゴのリズムが使われています。井上ひろしの方は間奏にハバネラのようなミロンガ(タンゴではこう言うようです)というリズムの上でサックスが甘く切なく歌っています。私はこのリズムで伴奏していますが、みなさまはどうでしょうか?
一度歌った後、クラベス、鳴る子、しゃもじ、ウッドブロックなど木の楽器を配り、単語のリズムで合奏をしましょう。
楽器活動については会員登録の上「音楽療法のヒント!」をご覧ください。
参考:白い花の歌 (まだあったら教えてください)
・夏の思い出(水芭蕉)・からたちの花・からたち日記・シクラメンのかほり(真綿色したシクラメン)・柿の木坂の家・赤い花白い花・カチューシャ(りんごの花ほころび)・りんご追分・りんごの唄・りんごのひとりごと・高原列車は行く(山百合)・夏は来ぬ(卯の花)・湯島の白梅・北国の春(こぶし)
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