今回のテーマはサッカーをキーワードに「勝負」に関連したプログラムです。
歌唱活動
- 青い背広で 佐藤惣之助作詞 古賀政男作曲
藤山一郎歌 昭和12年
日本代表の色は?と質問してみました。
割合とお元気なしっかりとした方が「青」と答えることができましたが、やはり反応は弱かったです。
白板に「侍ブルー」と書くと、少し反応がありました。
この歌は明るく快活なリズムで、歌っている皆さんはとても明るく、楽しそうになります。
- 王将 西条八十作詞 船村徹作曲 村田英雄歌 昭和36年
西条八十の作詞なんですね、改めて驚かされました。
西条八十は明治25年、1892年生まれです。
この歌は69歳の時の作品です。
将棋の世界も勝負という意味では同じ。
とても勇ましい歌で、男性もお好きです。
- 柔 関沢新一作詞 古賀政男作曲 美空ひばり歌 昭和39年
「勝つと思うな 思えば負けよ」と始まる男らしい歌です。
この歌詞にはみなさん「うーん」と納得。
どんなスポーツしてましたか?など質問するのもいいですね。
意外な素顔が見られます。
- 桜井の訣別(わかれ) 落合直文作詞 奥山朝恭作曲 明治32年
曲名を聞くと「ああ、懐かしい」と言う声が聞こえます。
楠正成のことを歌った唱歌です。
南北朝時代、南朝側につき、後醍醐天皇に使えた武将です。
これを機にこの頃の勉強をしてみたくなりました。
参加者のみなさんは、歌とは別に歴史で勉強した、と教えてくれました。
歌の舞台は兵庫です。
- 白虎隊 島田磐也作詞 古賀政男作曲 藤山一郎歌 昭和12年
誰もが知っている白虎隊の悲劇。涙される方もいます。
「まだ若いのにね」「助かったのにね」と感想を言われます。
途中に詩吟が入ります。
歌の舞台は会津です。
- 勘太郎月夜唄 佐伯孝夫作詞 清水保雄作曲 小畑実/藤原亮子歌 昭和18年
映画「伊那の勘太郎」の主題歌です。
幕末に尊王攘夷側について戦った架空の人物です。
節回しが難しい個所があります。音源を聞いてみてください。
歌の舞台は伊那です。
- 赤城の子守唄 佐藤惣之助作詞 竹岡伸幸作曲 東海林太郎歌 昭和9年
こちらは実在の人物。国定忠治の歌です。
時は江戸時代後期、黒船が来航する5年前に亡くなっています。
ばくちの強い人で、伊勢崎市にある墓はギャンブルに勝ちたい人が削ってボロボロになっているそうです。
浪曲、新国劇でも盛んに取り上げられました。
歌の舞台は赤城山です。
楽器活動
- 三百六十五歩のマーチ 星野哲郎作詞 米山正夫作曲 水前寺清子歌 昭和43年
毎日毎日の努力の積み重ね、ということでこの歌を歌います。
体操にもってこいの歌ですので、いろいろな体操を考えてみてください。
歌に合わせて体操をすることの良さは、安心してできるところ。
多少息が切れても、曲を知っていれば、あとどれくらいなのか分かるのでがんばれます。
歌った後に、楽器を配り、自由に鳴らしたり、数を決めて鳴らしたり、交互に鳴らしたり、楽器ごとに鳴らしたり、と工夫してみましょう。
「体操は疲れたけど、楽器は楽しいからつかれないね~」と言った人がいました。
- 日の丸の旗 高野辰之作詞 岡野貞一作曲 明治44年
歌った後にベルの旋律奏をします。
何回かやると、認知のある方もできるようになります
楽器活動については会員登録の上「音楽療法のヒント!」をご覧ください。
鑑賞
- マズルカ・ショーロ ヴィラ・ロボス作曲
ブラジル音楽、色々ありますから演奏を聞いてもらいたいですね。
私は哀愁のあるこの曲を演奏しました。
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