太陽の周りを回っている惑星たち。
子どものころ
「すいきんちかもくどってんかいめい」などと覚えませんでしたか?
今回はとても神秘的な惑星を紹介しながらのプログラムです。
理科の授業みたいになってしまうかな、と危惧しましたが、全く問題ありませんでした。
みなさん、真剣に写真を見て、「へ~」「ほ~」などと感嘆の声を上げます。
星たちの大きさも様々ですね。
感じたことは、
幾つになっても、「新しいことを知りたい」「学びたい」という気持ちがあるということでした。
歌唱活動
- 千曲川
山口洋子作詞 猪俣公章作曲 五木ひろし歌 昭和50年
これは水星です。
「きれいだね~」と言って、感激する方が多かったです。
水星は太陽に一番近い惑星です。
水のようにチョロチョロ動くから水星と名付けられたとか。
太陽に一番近いので、太陽の方を向いている時の温度は400度にもなるそうです。
水ということで『千曲川』を選んでみました。
「大好きな曲」と言って喜ぶ人もいましたが、「知らない」という人もいました。
でも、短い歌詞で覚えやすいメロディですので、すぐに歌えるようになってしまいます。
山口洋子のエピソードがありますので、こちらをお読みください。
- 夕焼け小焼け
中村雨紅作詞 草川信作曲 大正12年
金星です。
この写真を見て「草加せんべい」と言った人がいました。
これにはみんな大笑い。
すると、本当にお煎餅に見えてきますね。
「明けの明星」とか「宵の明星」と言いますね。
一番星は「宵の明星」ですね。
この歌には「空にはキラキラ金の星」とあります。これは金星のことではないかな、と想像できますね。
みなさん、とても楽しそうに、そして懐かしそうに歌っていました。
- 恋しているんだもん
西沢爽作詞 市川昭介作曲 島倉千代子歌 昭和36年
地球です。
美しい星ですね。
私たちがこうして生きていられるのは月も大いに関係しているそうです。
こちらをお読みください。
「地球もちっちゃな星だけど~」
と歌詞に出てきます。
- 王将 西条八十作詞 船村徹作曲 村田英雄歌 昭和36年
火星です。
火星は肉眼でも見えますが、赤い色をしていますね。
木星のお煎餅つながりで「唐辛子入り煎餅」とおどけて言うと、ニコニコになりますよ。
「俺の闘志がまた燃える」とあるので火と絡めてみました。
女性は将棋を指す人はそれほどいませんが、男性は多くいます。
無口な男性との会話の糸口になりますね。
- 古城 高橋鞠太郎作詞 細川潤一作曲 三橋美智也歌 昭和34年
木星です。
縞模様が特徴的ですね。
一番上の太陽系の絵を見ると、とても大きな星だということが分かります。
「松風騒ぐ丘の上」とあるので、木つながりで選んでみました。
『荒城の月』と似ていますね。
栄華を誇ったお城が朽ち果ててひっそりと佇んでいる。
「わび」「さび」の世界観ですね。
- 砂山 北原白秋作詞 中山晋平作曲 大正11年
土星です。
この写真は、どの人も強い関心を持ってみていました。
かなりインパクトありますね。
土―砂ということで選んでみました。
佐渡ヶ島の見える日本海の荒海。
言葉に書いただけでも郷愁感がありますね。
- われは海の子 芳賀矢一作詞 作曲者不詳 明治43年
天王星と海王星です。
神秘的です。
海、ということでこの歌を選びました。
歌唱・楽器活動
- 千の風になって 新井満作詞作曲 秋川雅史歌 平成18年
冥王星です。
2008年に惑星ではなく、小惑星ということに定義づけられました。
金と銀のような二つの星はくっついているわけではない。
小さい方は冥王星の惑星です。くっついているように見えますね。
「冥」という字から『千の風になって』を選曲しました。
平成生まれの曲ですが、高齢者でも歌うことができます。
高齢になってお墓参りに行けなくても、千の風になって、「あなたを見守って」くれている、と思うと、気が楽になりますね。
涙される方も多いです。
私はこの曲でベルの旋律奏をしました。
音数が多いので、難しいかな、と思いましたが、ベルを鳴らすことにだいぶ慣れた方々は、しっかりと演奏することができました。
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