歌で旅気分

「旅」

たまにはのんびりと旅をしたいな、なんて思っても、

なかなか実現しませんね。


高齢者の方々はなおさらでしょう。


そこで、

歌で日本の色々なところへ旅をするという

プログラムを考えました。


題して「歌で旅気分」


では出発進行!


  • 汽車 作詞者不詳 大和田愛羅作曲 明治45年

「今は山中 今は浜 今は鉄橋渡るぞと 

 思うまもなくトンネルの 闇を通って広野原」

この歌は不思議と楽しい気分にしてくれますね。

蒸気機関車に乗ったことありますか?

すごい煙だったこと、独特な煙の臭いがあったこと、

トンネルになると窓を閉めて煙が入ってこないようにしたこと、

家に帰って鼻の穴を掃除すると真っ黒になっていたこと、・・

とても懐かしい気持ちになります。

  • 木曽節 長野県民謡

信州

「今は山中」を受け、木曽御嶽山へ行きましょう。

島崎藤村の小説「夜明け前」は「木曽はすべて山の中である」という書き出しです。

昨年大きな噴火があってたくさんの方が犠牲になってしまいました。

自然の脅威を感じた方も多かったことでしょう。


木曽と言えば有名なのは「檜」です。

平安神宮のお社は代々、木曽檜を使っているそうです。

 

日本地図を見せて、それぞれの場所がどこにあるのか、答えてもらいながら

進めていきます。

  • 金色夜叉の歌 

        後藤紫雲・宮島郁芳作詞作曲 大正7年

伊豆

次は「今は浜」ということで熱海へ。

熱海は何県?と聞くと、

神奈川?静岡?と盛り上がりますよ。

 

左の写真は熱海の海岸にある「貫一お宮の像」です。

見たことある、と言う方が多くいました。

  

  • 越後獅子の歌

西条八十作詞 万城目正作曲

     美空ひばり歌 昭和26年


越後

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」

川端康成の「雪国」の冒頭です。

「雪国」の舞台は新潟県ですね。






  • いい湯だな 永六輔作詞 いずみたく作曲 ザ・ドリフターズ歌 昭和41年

では、今晩のお宿は温泉にしましょうか。

歌うだけで、3か所の温泉に入れますよ。

それぞれの場所を日本地図で家訓人しましょう。


  • 鞠と殿様 西条八十作詞 中山晋平作曲 昭和4年

紀州

さあ、今度はなかなか行けない遠いところへ旅しましょう。

紀州と言えば?そう和歌山県ですね。

江戸時代、参勤交代の様子や、和歌山の見どころを話し合いましょう。


  • 南国土佐を後にして 武政英策作詞作曲 ペギー葉山歌 昭和34年

土佐

はりまや橋、坂本龍馬、桂浜など有名な観光地です。


  • 雨のオランダ坂 菊田一夫作詞 古関裕而作曲 渡辺はま子歌 昭和22年 

備前

長崎も観光する場所はたくさんありますね。

坂が多くて自転車は乗れないのだそうです。


  • 涙そうそう 森山良子作詞 BIGIN作曲 夏川りみ歌 平成12年

琉球

ついに沖縄までやってきました。

沖縄はどんなところでしょうか?

少し歌いづらい箇所があります。先に練習してから歌ってもいいですね。

歌唱した後、ベルの和音奏をしましょう。

楽器活動については会員登録の上「音楽療法のヒント!」をご覧ください。


  • 北の国から さだまさし作曲

ヴァイオリンで演奏しました。

ご存知の方多く、口ずさんでいました。




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