11月のプログラム③

今回のテーマは「11月の祝祭日や記念日」です。

 

参加者の皆さんにも考えてもらいながらプログラムを進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 明治節 堀沢周安作詞 杉江秀作曲 昭和2年

白板に11月と書き、祝日はいつでしたか?と問いかけます。

「文化の日」「勤労感謝の日」という発言があるかもしれません。

まずはそんな切り口で始めていきます。

 

11月3日は文化の日ですが、戦前までは「明治節」といいました。

この日は明治天皇がお生まれになった日なのです。

子どもも袴を履いて学校に行き、明治節の歌を歌い、紅白のまんじゅうや落雁をもらいました。

今となってはなかなか歌えない歌ですが、懐かしく歌われる方が多かったです。

 

  • 影を慕いて 古賀政男作詞作曲 藤山一郎歌 昭和6年

8日は立冬です。立冬はその年によって7日の時もあるようです。

この日から暦の上では冬。

木枯らし1号が吹くのもこのころ。

冬の初め、秋の終わりに使われる言葉に「時雨」があります。

『影を慕いて』の2番に「どこまで時雨 ゆく秋ぞ」と言う歌詞があります。

こういうところ、作詞者のセンスが光っていますね。

 

引用 http://runomi.at.webry.info/
引用 http://runomi.at.webry.info/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 通りゃんせ わらべ歌 本居長世作曲

15日は七五三。

これは気づいて発言する人も多いことでしょう。

「この子の七つのお祝いに お札を納めに参ります」という歌詞があります。

 

  • 枯葉 ジョゼフ・コズマ作曲

19日はボジョレーヌーボーの解禁日です。

世間で話題になっていますので、ご存知の方も多いでしょう。

ボジョレーヌーボーの説明をしてから、シャンソンの『枯葉』を演奏しました。

 

  • ふたり酒 たかたかし作詞 弦哲也作曲 川中美幸歌 昭和55年

22日は「いい夫婦の日」です。

この日は結婚式場は大忙しです!

これは馴染みがあって、答えられる方、多くいました。

 

  • 村の鍛冶屋 作詞作曲者不詳 大正1年

23日は勤労感謝の日。

宮中では新嘗祭がとりおこなわれます。

「暫しも止まずに槌打つ響き」

力強い歌詞です。

 

「鍛冶屋の息子だった」

「よく見に行った」

「ふいごを上手に足で動かすんだよね」

など、楽しい会話が生まれます。

ちなみに鍛冶屋は刃物や農機具、鍋釜を直すのは鋳掛屋と言うのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 金太郎 石原和三郎作詞 田村虎蔵作曲 明治33年

今年の酉の日は 5日、17日、29日だそうです。

酉の日が3回ある年は火事が多いなんて言いますね

火の用心!

酉の市では熊手を買い求めます。

クマと言えば、金太郎でしょう(^^)

 

  • 庭の千草 里見義作詞 アイルランド民謡 明治17年

「庭の千草も虫の音も 枯れて寂しくなりにけり ああ白菊 ひとり遅れて咲きにけり」

11月にふさわしい歌ですね。

 

歌った後にベルの和音奏をしましょう。

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