桜の季節にこんなプログラムはいかがでしょう?
日本各地の桜の名所をお見せしながら進めていきます。
視覚と聴覚を使うプログラムです。
実際に桜を持参し、花のの香りを嗅いでいただいたり、花に触ってもらったりすれば、嗅覚も触覚も使えますね。
桜は誰もが好きな花ですから、興味深く写真を見て、自然と笑顔になりますよ。
まずは鹿児島チェリーラインです。
海と桜のコントラストがいいですね。
- さくらさくら 日本古謡
弥生の空はと歌われていますので3月には歌いたいですね。
- 花かげ 大村主計作詞 豊田義一作曲 昭和4年
皆さん大好きな歌です。十五夜お月さんが出ていて、桜吹雪が散っていて、その中に花嫁姿のおねえさま。想像してみてください。とても綺麗ですね。
ところで、このお嫁さんは夜にお嫁にいくのでしょうか?とお聞きしたところ
「昔は夜だったんだよ」
「提灯を持ってね」
「車って言ったっていいところでは輪タク、私なんかリヤカーだったよ」
「支度が出来上がると、近所の人が見に来るんだけど、恥ずかしかったな」
などと夜にお嫁に行ったらエピソードがたくさん聞けました。
京都仁和寺の「御室桜」です。
背が低いのが特徴だそうです。
「わたしゃ お多福 御室の桜
はなはひくても 人が好く」
- 祇園小唄 長田幹彦作詞 佐々紅葉作曲 藤本二三吉歌 昭和5年
「夢もいざよう 紅桜」と言う歌詞があります。
この写真は千鳥ヶ淵です。
千鳥ヶ淵は皇居のお堀の斜面に写真のように桜の枝が垂れ下がって咲きます。
千鳥ヶ淵を通り抜けると九段坂に出ます。
九段坂の先には靖国神社があるのです。
- 東京だよおっ母さん 野村俊夫作詞 船村徹作曲 島倉千代子歌 昭和32年
おっ母さんと東京見物をしています。
最初に行くのは「二重橋」、次に行くのが九段坂(靖国神社)です。
最後は浅草の観音様です。
- 花 武鳥羽衣作詞 滝廉太郎作曲 明治33年
東武線の浅草駅を降りて、まっすぐ行けば雷門ですが、左に行けば隅田川です。
観光船の船着き場や墨田公園があります。
隅田川の両岸も桜の名所です。
「花」とは「桜」のことを指します。
次は上野公園です。
上野公園には800本も桜があるそうです。
人手も大変多いですし、出店もたくさん出ます。
写真にはブルーシートが見えますが、場所取りは新入社員の仕事らしいですよ。
- 東京音頭 西条八十作詞 中山晋平作曲 小唄勝太郎&三島一声歌 昭和8年
2番に「花は上野よ チョイト柳は銀座」と言う歌詞があります。
打楽器や小物楽器を使って歌いましょう。
それまで寝ていた人もきっと起きて歌い出しますよ。
そしてその後、急速に場の雰囲気が明るく活動的になります。
ここからは珍しい桜をお見せします。
奈良県の 吉野山の桜です。
山全体が桜なんですね。
福島県三春町の枝垂れ桜。
樹齢1000年です。
平安時代ですね。
金沢は兼六園にある菊桜。
とても珍しいですね。
本当に菊の花のようです。
宮城県小石川堤と蔵王です。
川に蔵王と桜が映っていますね。
蔵王にはまだ雪が残っています。
- 青い山脈 西条八十作詞 服部良一作曲 藤山一郎&奈良光江歌 昭和24年
「雪割り桜」という歌詞がありますが、まさにこのような風景ですね。
北海道 松前城です。
北海道の開花日は4月25日、関東以西とは1か月も違うのですね。
会津の鶴ヶ城です。
白虎隊で有名ですね。
- 白虎隊 島田磬也作詞 古賀政男作曲 藤山一郎歌 昭和12年
難しい歌ですが、知っている方は多いです。2番3番と白虎隊の話が続きますので、3番まで歌いたいですね。
- 荒城の月 土井晩翠作詞 滝廉太郎作曲 明治34年
高楼というのは天守閣のことです。
この歌のモデルとなった城はいくつかありますが、鶴ヶ城も候補の1つです。
歌唱した後でベルの旋律奏をしましょう
楽器活動については会員登録の上「音楽療法のヒント!」をご覧ください。
最後に地元の桜の風景をお見せしましょう。
この写真は埼玉県幸手市の権現堂です。
菜の花と桜が特徴です。
皆さんの地域の自慢の桜スポットはどこですか?
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