1930年代、日本はタンゴブームだったようです。
昭和4年に赤坂にダンスホールができました。
歌謡曲にもタンゴのリズムが使われています。
タンゴのリズムで楽器を鳴らす活動です。
タンゴのリズムは
「タン タン タン タタ」です。
- 雨に咲く花 高橋鞠太郎作詞 池田不二男作曲
関種子・井上ひろし歌 昭和10年・35年
関種子が昭和10年にヒットさせましたが、その後、昭和35年に井上ひろしがカバー。
関種子を上回る大ヒットとなったそうです。
井上ひろしのほうは完全なムード歌謡ですが、関種子のほうはタンゴのリズムが使われています。
井上ひろしの方は間奏にハバネラのようなミロンガ(タンゴではこう言うようです)というリズムの上でサックスが甘く切なく歌っています。
私はこのリズムで伴奏していますが、みなさまはどうでしょうか?
①一度歌った後、クラベス、鳴る子、しゃもじ、ウッドブロックなど木の楽器を配りタンゴのリズムの練習をします。リズムは「タン タン タン タタ」です。ゆっくりから始めだんだんに早くしていきます。
②できるようになったら歌いながらは難しいので、参加者はリズムのみでピアノやその他の楽器のメロディに合わせて鳴らします。
楽器を鳴らすことに集中させるため歌詞は外しましょう。貼ってあると歌ってしまう人がいるからです。一人の現場の場合は職員の協力が必要です。
④足踏みを入れたり、3拍目までの4分音符組と4拍目の8分音符組に分けたり、2グループに分けて交互に鳴らしたり、いろいろなバリエーションで楽しみましょう。
「逢いたいの~」のところは1拍目だけ鳴らし、tacetとすること、最後は「ウン チャチャチャ」とおまけをつけると、変化があって楽しいですよ♪
タンゴのリズムの曲
上海帰りのリル
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