唱歌『鎌倉』と『七里ガ浜哀歌』の稲村ケ崎

江の島と真白き富士 歌のとおりですね
江の島と真白き富士 歌のとおりですね

唱歌『鎌倉』は明治43年に「尋常小学読本唱歌」に掲載されました。

8番までありますが、すべて鎌倉の名所を歌っています。

1番の歌詞「七里ガ浜の磯づたい 稲村ケ崎名将の 剣投ぜし古戦場」という意味をご存知でしょうか?

 

1333年、鎌倉幕府を倒すため、新田義貞が稲村ケ崎から鎌倉に攻め込もうとした際、切り立った崖と狭い道で進むことができなかった。

義貞が黄金の剣を海に投げ入れると、海の水が引いて浅瀬になり、鎌倉へ攻め入ることができた。

そんな逸話が残っているのです。

 

そして

「真白き富士の根 緑の江の島」で始まる『七里ガ浜哀歌』(『真白き富士の根』)で歌われた、ボート遭難事故は

稲村ケ崎沖で起こったのだそうです。

 

 

そんなわけで、いつか行きたいと思っていた、稲村ケ崎を訪れることができました。

鎌倉から江ノ電に乗り、稲村ケ崎で降りると、海岸まではすぐです。

新田義貞の石碑 立派ですね!
新田義貞の石碑 立派ですね!
七里ガ浜哀歌 歌碑
七里ガ浜哀歌 歌碑