春の可愛らしい花、スミレ。
今回はそんなスミレのプログラムです。
スミレと言う名前の由来、ご存知ですか?
大工さんが使う「墨壺(墨入れ)」の形に似ているからなのだそうです。
右の写真の閉じている方の花を見ると確かに似ていますね。
- 四季の歌 荒木とよひさ作詞作曲 芹洋子 昭和51年
1番の春の歌詞に「スミレ」が出てきますね。
確かに、スミレの花は、心が清らかな人を連想させますね。
ほとんどの方が歌うことができます。
歌い終わったら、一人ひとりに好きな季節とその理由を尋ねてみましょう。
懐かしい思い出を話してくれたり、思いもかけない言葉が返ってくることがありますよ。
答えに詰まっていたら助け舟を出してあげましょう。
- 春の小川 高野辰之作詞 岡野貞一作曲 大正1年
「ふるさと」や「紅葉」を作った二人の作品です。
現在、学校で歌われている歌詞は、改訂されたものですが、
オリジナルの歌詞を歌いたいですね。
オリジナルの歌詞を知っている方と、改訂された歌詞を知っている方がいらっしゃると思いますから、きちんと説明してから歌いましょう。
- 春の唄 喜志邦三作詞 内田元作曲 昭和12年
国民歌謡の1曲です。
軽快なリズムで明るい気持ちになる曲です。
たくさんの方がご存知でしょう。
- 湖畔の宿
佐藤惣之助作詞 服部良一作曲 高峰三枝子 昭和13年
スミレは2番に出てきます。
はかない恋というイメージは、薄紫のスミレと重なりますね。
スミレと言えば、そうです!「宝塚歌劇団」!
ここからは宝塚歌劇団へと話は移っていきます。
- すみれの花咲く頃
石井轍三訳詞 フランツ・デーレ作曲 昭和3年
有名な「すみれの花咲く頃 初めて君を知りぬ」
からは歌える方もいらっしゃいますが、
その前の「春すみれ咲き 春を告げる」のところは知らない方も多いかもしれません。
宝塚歌劇団の舞台を観に行ったことがありますか?
と尋ねてみましょう。
いつもは発言しない方が、目を輝かせて、華やかな舞台のことをお話しされるかもしれませんよ。
宝塚歌劇団出身の歌手または女優は誰がいますか?
と尋ねてみましょう。
私の知らない古い女優さんの名前があがりました。
淡島千景、新玉美千代、八千草薫、寿美花代、有馬稲子・・・挙げればきりがありませんね。
右の写真の越路吹雪もそんなひとりです。
越路吹雪は退団後、シャンソン歌手として活躍されました。
- サン・トワ・マミー
岩谷時子訳詞 サルバトーレ・アダモ作曲 昭和37年
シャンソンの中では大変ポピュラーですので、歌える方は多くいらっしゃいます。
ベルの和音奏をしましょう。
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- 満州娘
石松秋二作詞 鈴木哲夫作曲 昭和13年
宝塚歌劇団出身の服部富子が歌い、大ヒットしました。
服部富子は作曲家の服部良一の妹です。
- 瀬戸の花嫁
山上路夫作詞 平尾昌晃作曲 昭和47年
小柳ルミ子も宝塚歌劇団出身です。
右の写真はデビュー頃の小柳ルミ子です。
あどけなく可愛いですね。八重歯が特徴でした。
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